動かなかったこと、にしよう
でもこれにつきる。
動いて、学んで、また動いての繰り返し、
それを継続して、5年10年できるかだけの差なのである。
安泰した環境で焦る必要もなく、ぬくぬくとしていては
いつまでたっても道を進んでいくことはできない。
ぬくぬくしていた時間が長ければ長いほど、
外の世界の様子やどうやって道を歩いていくか自分で考える力が弱っていく。
もちろん鍛え直すこともできるが、あまりに遅いと詰んでしまう。
どうしても人間なれた環境に長くいること+年齢が進むと
ますます考えることをやめてしまうから。考えて新しいことをするのが
どうしても億劫なのだ。私の両親はとうに年金暮らしをしているが、周囲の50歳以上、
いわんや70、80歳にもなってくれば、もう変えることそのものが相当シンドイ。
アンチエイジングが進めばその年齢も伸びるかもしれないが、
当面永遠ということにはならない。
結局チャンスがあったり、いくらでもそこに気がつけても、行動を起こさず、
またその行動から学ぶこともしてこなかった私の10年程度というのは、
その10年を歩んだであろう人の10年から遅れをとっていて、
これは資産がたとえ一時的にその人の倍になったからといって
巻き返せるものでもない。結局お金の多寡ではないのだ。
人生をどう進めていくかの中に、投資や事業、人間力のような要素があって
そこについてチャレンジしたかどうかの時間はどうひっくり返ってももう戻って来ないのだ。
これが私の最大の失敗です。